簿記の基礎知識;総勘定元帳
前回の「仕訳帳」と並ぶ主要簿の一つである総勘定元帳をご紹介しましょう。
総勘定元帳も起業の全ての取引を記録します。仕訳帳は取引が発生した日付順に記入するのに対して、総勘定元帳は仕訳で要素別に分類された勘定科目を科目ごとに記録していきます。
仕訳帳の場合は取引を仕訳して日付順に書き込めばよかったのですが、その記録だけでは現金が今いくらあるのか、といったことを調べるのに敵していないのです。各ページに散らばっている現金勘定科目だけ抜き出していく作業はかなりの負担となってしまいます。そこで総勘定元帳が必要となるわけです。
総勘定元帳は、まず使用する勘定科目の数だけの勘定口座を用意します。そして仕訳帳から総勘定元帳のそれぞれの勘定口座に転記していきます。総勘定元帳に転記をすることによって、知りたい勘定科目の情報をすぐに確認することが可能になるのです。仕訳帳が取引を時系列で積み上げていくのに対し、総勘定元帳は勘定科目毎に並べ替えるという感じです。内容は同じものですが、並びが違う2つの帳簿、仕訳帳と総勘定元帳ができあがるということになります。
帳というと一冊の本を思い浮かべますが、どちらかというと必要に応じて抜き差しが可能なルーズリーフのようなイメージです。総勘定元帳は勘定口座を一つにまとめて一冊につづったものになります。発生頻度の高い勘定科目は勘定口座を多めに用意しておき、発生頻度の少ない勘定科目には、少ないページを割振ることになります。
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